1994-06-22 第129回国会 参議院 地方行政委員会 第8号
○政府委員(城内康光君) ただいま中田保安部長からお答えいたしましたように、この風営適正化法が対象としている理由は、やはり善良の風俗あるいは少年の健全育成という観点から問題があるものについてそれを見る必要があると、こういうことでございます。 健全に行われていることに関しては私どもはいいわけでございますが、キーワードとしてはやはり営業として行われるかどうか、営利性という言葉がキーワードではないかというふうに
○政府委員(城内康光君) ただいま中田保安部長からお答えいたしましたように、この風営適正化法が対象としている理由は、やはり善良の風俗あるいは少年の健全育成という観点から問題があるものについてそれを見る必要があると、こういうことでございます。 健全に行われていることに関しては私どもはいいわけでございますが、キーワードとしてはやはり営業として行われるかどうか、営利性という言葉がキーワードではないかというふうに
○政府委員(城内康光君) お答えいたします。 警察は違法行為は看過しないとの基本方針のもとで厳正に対処しておりますし、本件につきましてもそのような姿勢で仕事をしてまいりたいと思います。
○城内政府委員 お答えいたします。 私どもは、交通の安全と円滑を守る、そのために仕事をするのが使命でございます。先ほど田中交通局長から御説明いたしましたように、過積載車両というものが重大な交通事故に結びつくいろいろな要因を持っているということでございます。私どもは、やはり公平に悪質、危険なものに対して重点的に取り締まろう、このことを徹底してまいりたいと思います。
○政府委員(城内康光君) 私は、前々職が警務局長でございまして、正直申してちょっと寂しい気持ちがいたします。 ただ、先ほど官房長が答弁いたしましたように、スクラップ・アンド・ビルドという原則を貫かなきゃならない。私どもは現場第一主義をとっておりまして、とりわけ国民の身近な安全を確保することに大変力を入れております。交番制度なても局を一つ出さないといけない、こういうことになるわけでございます。 管理部門
○政府委員(城内康光君) ただいま御質問にもありましたように、今回の問題は、私どもが捜査をやる場合に判断の根拠といたします市当局の作成に係る公文書が誤っていたと。 実はこういうことはかって私ども聞いたことのないことでございますが、刑事訴訟法の規定に基づいて犯罪の捜査に必要だから回答していただきたいという公文書を出したものに対して、市の理財局長という責任のある方が届け出がないという回答をされた。そういうことで
○政府委員(城内康光君) お答えをいたします。 大臣は本件につきまして、法的手続に問題はないけれども、結果的に関係者に大変迷惑をかけまことに遺憾であると考えておられると私ども理解しておりまして、警察庁としても全く同様に考えているところでありますが、六月十日に開かれました参議院の予算委員会においては、こうしたお考えに基づいて大臣が、京都府警本部長の気持ちが関係向きにまだよく理解されていないようなので
○政府委員(城内康光君) 警察は男子の警察官が九七・四%を占める大変男が多い職場でございます。また、女性の採用の歴史が浅いということもありまして、今後ともより一層男女双方が男女の平等とかあるいは個人の尊厳などについて認識を深めながらお互いに努力していく必要があるというふうに考えております。また、いろいろ勤務環境とかあるいは仕事をめぐるトラブルにつきましても、お互いにはっきり意見を述べ合って内部で解決
○城内政府委員 平成二年度の警察庁関係の歳出決算につきまして、その概要を御説明申し上げます。 平成二年度の歳出予算現額は二千四十九億八千五百十一万円余でありまして、支出済み歳出額は二千四十三億九千四百六万円余であります。 この差額五億九千百四万円余のうち、翌年度へ繰り越した額は一億七千四百八十九万円余であります。 また、不用となった額は四億一千六百十五万円余であります。 以上、警察庁関係の歳出決算
○政府委員(城内康光君) 先ほども申しましたように、適正な執行について私どもは常日ごろ努力しておるわけでございます。それからまた、この本に書かれているような事柄につきましては私どももどうも信憑性とかいろいろわからない点がたくさんありまして、直ちにこの事柄についてそれを本当として受けとめて調査をする、そういうわけにはちょっとまいらないと思います。
○政府委員(城内康光君) ただいまのお話の中に経費の適正に関する問題もございましたけれども、警察庁といたしましては、日ごろから経費の適正については第一線の警察について指導しておりまして、また各都道府県警察におきましても計画的に監査を実施するなどして予算の適正な執行について遺憾なきを期しておる、こういうところでございます。 私もそういう出版物の幾つかをさっと読みましたけれども、いずれも共通しておりますのは
○政府委員(城内康光君) 警察の人員というのは平時を賄うに足りるだけの人員が張りつけてあるわけでございまして、大きな警備のようなときには、そういうピーク時におきましてはある程度の無理をしてそういった事態に対処するということは当然必要なことでございます。しかしながら、そういう時期が過ぎますと、かわりの休暇をとったり、あるいはまたそういう勤務に見合う超過勤務手当を支給するなどしたり、また健康管理のいろいろな
○政府委員(城内康光君) 私はいろいろな会議の機会に攻めの警備ということを申し上げているわけでございますが、いろいろ重要防護対象などを守っているだけでは、守る戦いで勝つということはまずないわけでございまして、せいぜい負けなかったというぐらいのことでございますから、やはり取り締まりを行うのが私どもの任務でございますので、どんどん前へ出ていってやっていかなきゃいけないと思います。 今、右翼のけん銃の取
○政府委員(城内康光君) 六月一日の当委員会で、検挙率のことについて御説明をいたしまして、検挙率が低下ぎみだということでございますが、その際に申し上げましたように、重要犯罪、重要窃盗のような国民が解決を強く望んでいるような事案については、限られた警察の執行力をそこに集中するようにいたしまして、昨年の実績で言いますと重要犯罪の検挙率は七八・九%ということで、わずかでございますが、その前の年に比べますと
○政府委員(城内康光君) 警察官というものは、国民を守るという立場でございます。本件も、通行中の女性から歩道上で酒を飲んでいるというようなことの訴えがあってそこへ駆けつけた、これは当然のことでありますけれども、またいろいろ現場でもトラブルがございましたけれども、派出所へ同行を求めた、これも正しい措置でございますが、しかし幾ら相手が暴れたからといって、プロである警察官が激高してそういう行為をしたということは
○政府委員(城内康光君) 我が国から派遣されました文民警察隊員は、大変厳しい情勢の中で国際貢献のために使命感に燃えて勤務をしておりまして、その士気の高さにはまことに心強いものがあるわけでございます。 昨日、全国都道府県の警察本部長会議を開催いたしました際に、この隊員が帰国をする際にはそうした功労に対して十分な称揚を警察庁としてもやりたいと。なお、隊員を派遣いたしました都道府県におきましても、隊員の
○政府委員(城内康光君) 警察庁は、都道府県の警察官で適性を有する者を協力本部の方に推薦をいたしましたし、またみずから警察庁の職員を協力本部に派遣いたしたわけでございます。いわば実家みたいな関係でございます。私どものところから協力本部にも人を出しまして協力本部の要員としていろいろ事務にも携わっておるわけでございまして、その間には日常密接な連絡をとり合ってきたということでございます。 ただ、何せ初めての
○政府委員(城内康光君) お答えいたします。 我が国から派遣されている文民警察隊の任務は、国際平和協力法に規定がありますように、警察行政事務に対する助言、指導、監視ということでございます。しかしながら、地域によっては、指導、助言の対象となる地元の警察官が存在しなかったり、あるいは政党事務所の警戒など本来の業務以外と思われるような任務を付与されているというような状況もあったと承知しております。 そういうことで
○城内政府委員 お答えいたします。 現在、我が国から派遣された文民警察隊員は、国際貢献のために大変厳しい環境の中で日夜努力をしているところでございます。安全の問題につきましては、文民警察官の国際貢献が応募制、つまり各人が応募することによって始まるという形をとっております以上、国際貢献の今後における永続的な実効性を確保するためには安全確保がぜひとも必要だというふうに私ども考えております。そういう観点
○政府委員(城内康光君) まず、安全性の確保についての問題でございますが、このたびの大臣の御出張によりましていろいろ話をされてまいった大事な問題が再検討するというようなことになっておるわけでございますが、これをフォローアップするために、本日、協力本部、それから外務省、警察庁、高級スタッフが参りましてさらに細かく詰めをしたいというようなことで、いい成果が出ればというふうに期待しておるところでございます
○政府委員(城内康光君) 法律には現地の警察行政に対する指導、助言、監視ということが明確に書いてありまして、私どもは任務はそういうことであるということで応募者に対して説明をいたしたわけであります。したがいまして、警察は法に基づいて、法に従って行動するというのが我々の大原則でございますので、その助言、指導、監視という言葉の可能な意味の範囲内で何ができるか何ができないかということを考えてまいらなければならないというふうに
○政府委員(城内康光君) お答えいたします。 五月四日の午後、高田警視を含む一行が車列で行進中に、武装集団から不意の襲撃を受けて高田警視は死亡するに至った、こういうことでございます。まだ三十三歳で、岡山県の警部補でございまして、前途有為の青年をこういうことで失ったわけでございますが、まことに痛恨のきわみでございます。国際貢献に身をもって尽くしたというその功績については私どもとしては高く顕彰してまいりたいというふうに
○城内政府委員 まず、この殉職の事件についての防弾チョッキの関係でございますけれども、防弾チョッキは持ってまいっておるわけでありますが、前方からの攻撃に備えるためのものであります。それについての使い方でありますが、車で走るような場合には、車で走り抜ける、退避する、そのとき後ろから連射をされるものですから、その事故当時、現地での使い方は、座席に置いて後ろから撃たれることについて備えておった、背中をカバー
○城内政府委員 お答えいたします。 高田警視が国際平和協力業務を遂行中に武装集団によって襲撃されて殉職いたしましたが、まことに私どもとして痛恨のきわみでございまして、今後このような不幸な事件が二度と起きないように、安全確保に万全を期してまいりたいと考えておるわけでございます。 警察庁から総理府国際平和協力本部に対して文民警察官の要員を推薦した時点と比較すると、現地の治安情勢あるいは生活環境は激変
○城内政府委員 お答えいたします。 けん銃情勢につきましては、ただいま保安部長から御答弁申し上げたとおりでございます。大変厳しい情勢でございますので、私どもとしては従来にも増してこれに対して厳しく対処してまいらなければならないと考えております。 そもそも、けん銃というのは社会的有用性のない人殺しのための道具でございまして、ほかに使われるものではないわけでございます。かなり厳しく規制してもいいと考
○政府委員(城内康光君) 期間がおおむね九カ月という短いというわけではございませんけれども一定の期間に限られておりますので、そうしますともう一回戻ってくるわけでございますから、その間そこのところは一応あけてある、こういう格好でございます。
○政府委員(城内康光君) お答えいたします。 身分関係についての御質問と思いますけれども、この七十五名のうちの四名は警察庁の職員で、警察庁からカンボジアの国際平和協力隊に派遣されております。残り七十一名は、所属しておりました都道府県警察を一たん辞職する形をとりまして、同じくカンボジア国際平和協力隊に採用されるという形をとっております。
○政府委員(城内康光君) お答えいたします。 UNTACの文民警察部門ということで、全世界から、三十二カ国でございますが約三千五百名の要員が派遣されております。そのうち、日本からは昨年十月中旬から七十五名の警察職員が派遣されております。 任務といたしましては、現地の警察に対する助言、指導、監視といったところが中身でございます。
○政府委員(城内康光君) 法令違反の事実が確認できましたら、私どもは厳正に対処いたすという姿勢でございます。しかし、ただいま刑事局長が答弁いたしましたように、具体的な事実関係というものがやはりはっきりするということが大前提でございまして、それがはっきりしないのにどうかということをちょっと申し上げるわけにはいかない、こういうことを申し上げたわけであります。
○城内政府委員 ただいま委員の御質問にありましたように、現在、警察における最重点として暴力団対策というものを進めておるわけでございます。 私どもはこれを三本柱で進めておるわけでございまして、一つは強力な取り締まり、二つ目は暴対法の効果的な運用、それから三番目が暴力団排除機運の醸成、このことは就業対策とかいうところまで含めて、私どもとしては、取り締まりはやるけれども足抜けの相談には応じないというようなことでは
○城内政府委員 一点補足させていただきたいと思います。 先ほど寡占化の伸びの話がございましたけれども、実は、先ほど確かに平成四年について見ますと三%の伸びということでございますが、その前の年の平成三年末で見ますと、対前年比の伸びがそのときは一四%なんですね。プラス一四%ということでございますので、明らかに寡占化傾向の鈍化の兆しが出ておる、こういうことでございます。それまでは、大きな暴力団が小さな暴力団
○城内政府委員 まず、不法収益の剥奪に関してでございますが、私どもの気持ちとしては、これを何とか一つの法的な形にしたいものだというふうに考えております。しかしながら、いろいろと法律上の論点が広範かつ多岐にわたっております。例えば、その不法収益とは一体何か、あるいは金の流れがどうなっているか、それから既に制度としてあります刑事上の没収あるいは追徴、こういったものとの関係はどうか、こういった幾つかの点についていろいろと
○城内政府委員 交通事故は毎日の国民の安全にかかわる問題でございますので、法改正のときだけ鳴り物入りというようなことではなくて、日々の努力をいたしたいと思います。 それから、現在の道交法は昭和三十五年にできましてずっと来ているわけでございますが、その問いろいろ暴走族問題とかあるいは駐車問題とか、それぞれそのときどきの問題がありまして、その都度手当てをお願いしてきたわけでございます。確かに、毎年やっているのはいかがかという
○城内政府委員 お答えいたします。 交通安全協会は、交通事故を防止するために、交通安全思想の普及、高揚を図って、交通秩序の確立と交通安全の実現に寄与するということを目的として設立されている団体でございます。民間の交通安全活動の中核として、これまでに交通安全の啓発宣伝活動とか各種の交通安全教育あるいは交通安全教育資料などの作成、配布というようなことをやっておりまして、大変実績のある団体でございます。
○城内政府委員 お答えいたします。 交通の行政というのは、いわば国民全体を対象にした行政でございますので、それぞれの対象に応じたいろいろな方法を工夫してやってまいらなければならないというふうに考えております。 まず、御質問の第一の表彰のことでございますが、いろいろとプロとしていろいろな業績を上げたような者についてはちゃんと褒めるべきは褒めて、しかもそのことが昇進にも結びつくようにしておるところでございます
○城内政府委員 お答えいたします。 まず、今の御質問にお答えする前に、ただいま交通局長が御答弁いたしまして、交通局長の答弁が間違っているというような御指摘がございましたけれども、私は聞いておりまして、私の理解では間違っているとは思わないわけでございます。交通局長の申しましたのは、各国で事故が起きるということは、更新期間の長さ、短さだけでなくていろいろな条件があって、それで結局、今先生が統計資料で申
○城内政府委員 ただいまも交通局長から御答弁いたしましたように、今回のメリット制の導入というのは、安全な交通社会をつくるために優良運転者の方へ一般のドライバーを誘導しよう、そういう前向きな施策でございます。こういうものを実現するということにつきましては、私どもも実際に本当にそのような安全な社会、より安全な社会にするように、いろいろな点で内部管理あるいは内部の教育、そういったものを含めて間違いのないように
○城内政府委員 警察がその仕事を効果的に進める上で、今御質問にございましたように、国民の信頼を得るということが大変大事だというふうに認識しております。たとえごく一部にせよ、法を執行する立場にある警察の職員が不心得な行為をいたしまして国民の警察に寄せる信頼を傷つけ、それによって他の多くのまじめに仕事をしている警察官が大変仕事に差しさわりがあるというような状態になりますことは、私どもも大変困ったことだというふうに
○政府委員(城内康光君) これまでにも警察は、刑罰法令に触れるような事実を把握いたした場合には厳正に対処をしてきたところでございます。 今後とも、そういう姿勢を堅持してやってまいりたいと考えております。
○政府委員(城内康光君) 御質問の順序を変えて御答弁させていただきたいと思います。 まず、暴力団対策についての所信の点でございますが、現在暴力団の取り締まりというようなことにつきましては、全国の警察を挙げての最重点として取り組んでおるところでございます。とりわけ、おつくりいただいた暴力団対策法を軸といたしまして、私どもは暴力団排除を願う強い国民の世論に支えられておおむね順調に取り締まりを展開しておる
○城内政府委員 お答えいたします。 ただいまの引用されました記事を私もよく読んだわけでございますが、真ん中にポツがありまして、そのポツの前のところと後ろの部分が関係があるように見えないことはないのですが、先ほども申しましたように、私どもとしてはいろいろ調べてみたんですけれども、当時もしそういう依頼があるとするとこういう人のところへ依頼があるんではないかということ、私どもとしても一応手だてを尽くしたわけでありますが
○城内政府委員 先ほども御答弁いたしましたように、いろいろな方からそういう、いわゆる苦情が寄せられまして、私どもも何かしなきゃいけない、こう考えたわけでございますが、特にそういう政治家のお名前で言われたとか、あるいは特別なそういう派閥とかそういうものを言われて要請があったというようなことは私どもつまびらかでございません。ただ、もしそういうことをおっしゃらないとすると、例えば一般の市民の方とかいろいろな
○城内政府委員 お答えいたします。 御指摘の記者会見におきまして、おおむね今委員が言われたような趣旨のことを申しております。 まず第一に、特定の派閥からそういう依頼があったのかということにつきましては、私ども可能な範囲で調べてみたわけでございますけれども、そういうことは出てきておりませんし、また、私自身の記憶で考えてみても、政治家の方からそういうことを言われたことはございません。したがいまして、
○城内政府委員 お答えいたします。 まず、本事案は、公務員の信用を傷つけ、国民全体の奉仕者としてふさわしくない行為を行ったものと認めざるを得ず、まことに遺憾に存ずる次第でございます。 ただいま処分のことについてお尋ねでございますが、本件に関しましては、外務省におきまして既に処分が行われたところでございます。御質問にもありましたように、外務省の職員として在任中の行為であったということでございます。
○城内政府委員 事実関係につきまして私から御答弁させていただきます。 成田闘争警備におきましては、これまでに警察官五名が殉職しております。また、負傷いたしました者は三千八百人を超えております。 なお、ことしのテロ・ゲリラ事件は総数で六十二件でございまして、昨年の二十七件の倍以上ということでございます。大変許しがたい犯罪行為によりまして、これまでに死者を三人出しております。 その内訳を申し上げると